【ガンプラレビュー】MG MSN-00100 百式 Ver.2.0

ガンプラ

キット紹介

購入の満足度

総合オススメ度:★★★☆☆

  • 難易度    :★★☆☆☆(難しい ↔ 簡単)
  • 価格     :★★★★☆(要資金準備 ↔ お手頃)
  • プレイバリュー:★★★☆☆(ギミックが少ない ↔ ギミックが多い)
  • お気に入り度 :★★★★☆(お気に入り ↔ 非常にお気に入り)

キット概要

■MG百式がVer.2.0として新生。
■「MGガンダムMk-IIVer.2.0」で確立したムーバブルフレームを踏襲した可動ギミックを各所に盛り込み、人体に近い可動域を追求。
■劇場版で新たに設定されたカメラアイの発光パターン「通常時/デュアルアイ/走査線」をパーツ差し替えにより再現。
■セル画を意識し、赤みがかったVer.2.0専用のゴールドメッキを採用。
■クレイ・バズーカ、ビーム・ライフルはバックパックに懸架可能。ビーム・サーベルの刃はクリアパーツで再現。
成形品×14、ホイルシール×1、テトロンシール×1、組立説明書×1

BANDAI HOBBY SITE(https://bandai-hobby.net/item/1316/)
  • メーカー希望小売価格 7,480円(税10%込)
  • メーカー発売日 2015年5月

制作方針

塗装

今回は、素組です。
一部墨入れ

新導入

特になし

取扱説明書

発売されたガンダムMkⅡのキットの歴史が書かれています。

制作記録

制作期間:2020年4月5日~2020年5月2日

兵装

ビーム・ライフル

クレイ・バズーカ

アッシマーへの散弾攻撃で印象に残っている兵装です。

本体

胸部

バックパック

肩部・腕部

頭部

三つのカメラアイは3パターン 「通常時/デュアルアイ/走査線」がアり、それぞれクリアパーツとシールで再現可能です。
今回は、デュアルアイを選択しました。

腰部

脚部

完成

何気にジョジョ立ちのようなポーズ。

MS紹介 ~MSN-00100 百式~

Zプロジェクト

”Zプロジェクト”とはエゥーゴにAE(アナハイム・エレクトロニクス社)によって推進された高性能な次世代MSの開発を企図したプロジェクトである。リック・ディアスの完成に前後して実施され、百式もこのプロジェクトによって開発されました。
“Zプロジェクト”はエゥーゴの戦略に応じた機体を開発する目的で推進されたプロジェクトです。その概要は、「無重量空間から重力下まで投入可能な汎用性の高いTMS(Transformable Mobile Suit=可変MS)を開発する」であり、なぜなら、当時のエゥーゴの最大の攻撃目標が連邦軍のジャブロー基地だったからです。変形することで機体特性を根本的に偏向することが可能なTMSは、グリプス戦役当時には各陣営が開発、運用しており、単純に言えばMSが「自機の戦闘能力を単独で最前線まで空輸できる」だけでも可能なNRX‐044 アッシマーなどをすでに実践配備していました。エゥーゴにしても、母艦となる戦闘鑑定の調達すら困難な状況にあって、必須の案件でした。このプロジェクトによって完成した“MSZ-006 ゼータガンダム”は、標準兵装のまま宇宙から大気圏に突入し、降下中も戦闘能力を失くことなく、重力下では即座に作戦行動にいこうできるという画期的な機体でした。ただしZプロジェクトによって生み出された機体の性格は多岐にわたっていたことも明らかになっています。AEの事情としても“ガンダム開発計画”以来の規模で核開発部門が動員されていたようで、TMSのみならず、MSそのものの新たな可能性を模索する設計案も散見さます。実際、MSZ-006X1~3プロトタイプゼータガンダムやMSA-005メタスなどを始めとする複数の設計案が持ち寄られていました。その一方で“Mk‐Ⅱ強奪”によってティターンズとの軍事衝突の時期が想定よりも早まってしまったため、開発途上の機体であっても前線に投入する必要性が生じた。

百式 開発経緯

MSN-00100 百式は、エゥーゴとAEが、RMS-099 リックディアスに続くさらなる高性能機を開発すべく推進していた”Zプロジェクト”に基づいて生み出されたMSである。当初はAEによる3機目のガンダムであるγ(ガンマ)ガンダム=リック・ディアスに続く4番目の機体“δ(デルタ)ガンダム”として開発されていたが“大気圏突入能力を持つTMS”という要求性能を満たすことができなかったため、日変形の機体として配備されることとなった。背部のフレキシブル・バインダーや、脚部の独立式デュアルフロートアーマー構造などにその名残が見て取れる。実際MSとしての稼働に何ら支障がなかったため脚部の変形機構は、ほぼそのまま残されています。逆に言えば、将来的にTMSとしての再設計を企図してい節さえある。ちなみに、可変機としての完成が放棄された理由はフレームの強度不足などのほかにも、所期の要求性能がZガンダムよりも過酷であったことが要因のひとつとされています。

あとがき

初めてメッキ処理されたキットを組むことになったのですが、メッキされたパーツへの処理が大変でした。いつも使っている墨入れペンでは、メッキがはがれたような状態になり、うまく墨入れができませんでした。また、ゲート処理についてもメッキのパーツは、やすり掛けやデザインナイフでの整形がいつものようにうまくいきませんでした。大変、プロポーションの良いキットなのですが、技術不足を思い知ったキットになりました。メッキ処理されたパーツの処理の仕方を確認、想定してから購入することをお勧めします。

このキットを作ろうという方、ガンプラを始めてみようと思う方、ガンダムを知らない方の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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