【ガンプラレビュー】MG RX-178 ガンダムMkⅡ Ver.2.0

ガンプラ

キット紹介

購入の満足度

総合満足度:★★★★☆

  • 難易度    :★★★☆☆(難しい ↔ 簡単)
  • 価格     :★★★★★(要資金準備 ↔ お手頃)
  • プレイバリュー:★★★★☆(ギミックが少ない ↔ ギミックが多い)
  • お気に入り度 :★★★★★(気にっている ↔ 非常に気に入っている)

キット概要

劇場版「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」でも大活躍のガンダムMk-IIのMG(マスターグレード)プラモデルが”Ver.2.0″にバージョンアップして登場。足首とスネアーマーなどに、最新の装甲連動型可動アクション方式を各部に採用。股関節の軸位置アジャスト機構により、劇中などの激しいアクションポーズも再現可能。バルカンポッド、バズーカ、ライフル、シールドなど各種武装が付属。シールドの伸縮機構再現、ライフル、バズーカの弾倉は着脱可能。MSカタパルトを再現したディスプレイスタンドが付属。

ホビーバンダイサイト(https://bandai-hobby.net/item/2610/)
  • メーカー希望小売価格 4,400円(税10%込)
  • メーカー発売日 2005年10月

制作方針

塗装

今回は、素組にトップコートです。

新導入

特になし

取扱説明書

発売されたガンダムMkⅡのキットの歴史が書かれています。

制作記録

制作期間:2020年4月5日~2020年5月2日

兵装

ビームライフル

エネルギーパックを使用しているので、本体からのエネルギー供給はありません。一つのエネルギーパックでのエネルギー消費は、射撃の回数やビームの威力にって変動します。

ハイパーバズーカ

MS用に開発された実体弾を射出する装備、マガジンはカートリッジ方式です。マガジンはカートリッジ式となっており、MkⅡの企画に合わせて複数のマガジンを傾向できるようになっている。炸薬の威力はRX-78のものとほぼ同等です。作中で散弾を使っていたことも印象に残っている兵装の一つです。

バルカンポッド

シールド

表面にアンチビームコーティングが施され、2~3度ならビーム砲の直撃も防御可能です。また、全長が短縮できるように設計されており、打突兵器としても使用可能です。ビームライフル用の予備のエネルギーパックを2基装着できます。

本体

胸部

RX-178の上半身の構造は基本的にRX-78を踏襲しているが、ムーバブル・フレームを統合管理するプロセッサーフレームが追加装備されているため頭部の容積に溶融がなく武装はバルカンポッドによるオプション装備となっている。

反地球連邦政府組織(エゥーゴ)試作型モビルスーツ RX-178「ガンダムMkⅡ Ver.2.0」1/100スケール マスターグレードモデル 取扱説明書

バックパック

肩部・腕部

RX-178の腕部の稼働はムーバブル・フレーム全体にフィードバックされており、高度なバランスセンターと高性能のプロセッサーによって、まさに“人体並みの”連動を可能としている。

反地球連邦政府組織(エゥーゴ)試作型モビルスーツ RX-178「ガンダムMkⅡ Ver.2.0」1/100スケール マスターグレードモデル 取扱説明書

頭部

腰部

RX-178の脚部および腰部は、全身を連動させるバランスのフィードバックや空間戦闘における機動性の確保において不可欠な部位であり、この機体の“人体を模した”運動性能の根本を支える非常に重要なポイントである。

反地球連邦政府組織(エゥーゴ)試作型モビルスーツ RX-178「ガンダムMkⅡ Ver.2.0」1/100スケール マスターグレードモデル 取扱説明書

脚部

足首のサスペンションは、シルバーでメッキされたパーツになっています

ムーバブルフレーム

ムーバブル・フレームのもっとも基本的な構想は、コア・ブロック・システムの発展であった。単純に言えば“機体完成を行うコアそのものを四肢に延長する”というものである。この発想は、コア・ブロックの“機体制御”と“パイロットのサバイバビリティ”という二つの問題が“インジェクション・ポッド”の実用化によって分離できていたことも影響している。連邦生え抜きの技術者がイジェクション・ポッドの採用によって本来は不要となったコア・ブロック・システムそのものに拘泥していなければ、ムーバブル・フレームは成立さえしなかったのである。開発者自身によって「旧型機」呼ばわりされているものの、その点においてこの機体は十分に画期的だったのである。

反地球連邦政府組織(エゥーゴ)試作型モビルスーツ RX-178「ガンダムMkⅡ Ver.2.0」1/100スケール マスターグレードモデル 取扱説明書

各部完成

完成

フル装備

太もものアーマーが膝と連動して動きます

カタパルトデッキも付属しています。

MS紹介 ~RX-178 ガンダムMkⅡ~

 RX-178 ガンダムMkⅡは地球連邦軍によって継続的に研究開発されていたRX-78 ガンダムの実質的な後継機であり、U.C.(宇宙世紀)0080年前半に実施された「ガンダム開発計画」とは全く異なる系譜に属する機体である。

 ガンダム開発計画においてAE(アナハイム・エレクトロニクス)社は、連邦系と公国系の技術を積極的に融合させることで、GPシリーズを開発した。RX178の機体開発に用いられたテクノロジーの多くは連邦系ものに極端に偏向していました。それは機体開発を統括していたティターンズの方針が大きな要因がありました。そのため、公国系の技術導入によって達成されていた問題の解決に別の手段が用いられています。「ムーバブル・フレーム」を発想するに至る過程において、連邦と公国のテクノロジーの再分離が不可欠であったと言われています。なぜなら、当時のMSの多くは公国系のモノコック様構造、連邦系のセミモノコック様構造を必要に応じて使い分けており、機体全体を一系統のフレームによって構成するという発想そのものが成立しにくい状況であったからです。MSを人体に見立てるという発想自体は新しいものではなかったが、それを実現するためには、MSはすでに工業製品として確立されすぎていたといった背景があります。

あとがき

このキットは、「機動戦士Zガンダム」の放送中に1/100のキットを購入しました。バックパックや、脚部の動力パイプにゴムのチューブが使われていました。ガンプラが進化したことを感じたことを覚えています。

『機動戦士Zガンダム』は『機動戦士ガンダム』で描かれた一年戦争から7年が経過した宇宙世紀0087です。一年戦争では、地球連邦とジオン公国との間で激しい戦いが繰り広げられましたが、地球連邦が勝利し終戦を迎えました。

 戦後復興の中でさまざまな思惑が働いた結果、地球連邦政府は腐敗を進めます。地球連邦軍内の一組織でありながら、治安維持・ジオン軍残党狩りを名目にスペースノイドへの弾圧を行う「ティターンズ」と、事態を憂慮した人々が結成した反地球連邦組織「エゥーゴ」。2者の対立は表面化し、のちに「グリプス戦役」と呼ばれる激しい戦いへと突き進んでゆきます。

パイロットは、「機動戦士Zガンダム」前半時には、カミーユ・ビダンでした。カミーユ・ビダンがZガンダムに搭乗した後は、エマ・シーンが搭乗しました。

カミーユは、ティターンズのジェリドに女性と間違われたいざこざから、MPにつかまり、尋問をうける中で、ティターンズに反感を抱くようになりました。

このキットを作ろうという方、ガンプラを始めてみようと思う方、ガンダムを知らない方の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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